湿熱体質について
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身体に不要な「水」と「熱」が溜まっている湿熱（しつねつ）タイプ。現代人に増えている体質で、食べ過ぎ・飲み過ぎによって体内にいらないものが溜まっている状態です。皮脂が出やすくニキビや湿疹ができたり、膀胱炎になりやすい傾向があります。

この体質に出やすい症状・特徴

  • 暑がりでじっとりとした汗をかく
  • 髪がベタっと脂っぽく薄い
  • ニキビ、吹き出物が多い
  • 傷や湿疹が化膿しやすい
  • 体格がよい
  • 尿の回数が多い
  • 尿の色が濃い
  • 便に粘り気があり、匂いが強い
  • 二日酔いになりやすい

かかりやすい病気・症状

にきび、湿疹、いぼ
脂漏性皮膚炎
脂漏性脱毛症
黄疸
肝炎
胸悶
生理不順
不妊症
尿道炎
膀胱炎
胃腸炎
頻尿
関節の腫れ
メタボリックシンドローム

対策とアドバイス

  • 食事量が多すぎるため、全体の摂取量を減らしましょう。
  • 脂っこいもの、味が濃いもの、激辛のもの、お酒などを控えるようにしましょう。
  • 普段から積極的に運動して体を動かすようにしましょう。激しい運動をする時は、体に負担をかけすぎないようにしましょう。

中医学的ポイント

改善に必要な作用
清熱利湿

おすすめの食材

  • 清熱利湿：ハトムギ、ゴーヤ、きゅうり、冬瓜、もやし、とうもろこし、なす、せり、なずな、豆腐、あずき、緑豆、白菜、セロリ、昆布、わかめ、海苔、しじみ、あさり、どくだみ、スイカ、とうもとこしのひげ、金銀花、クチナシの実、菊の花

おすすめの薬膳茶ブレンド

緑茶、どくだみ、ハトムギ、トウモロコシのヒゲ、金銀花、蓮の葉、クチナシの実
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監修医師

医師・黄田 正忠
医療法人社団忠恵会理事長、東洋医学未病対策研究会常任理事

中医師・和田 暁
高級中医薬膳伝授師、薬膳アカデミア創立者、世界中医薬学会連合会常務理事