春の不調はなぜ起きる?東洋医学の視点からケアする方法も紹介

何となく体がだるい、ぐっすり眠れなくて頭が働かない。このような不調に悩まされてはいませんか?

春になるとよく表れる不調の数々。原因がわからないと不安になりますよね。原因を理解し、適切な対処をすることで、これらの不調を改善することができます。

今回は春に起きやすい体の不調の原因を、東洋医学の視点から解説。春の不調をケアしていく方法とあわせてご紹介します。

春の不調は何が原因?東洋医学で解説!

春の不調は肝(かん)と、風邪(ふうじゃ)がポイント。「肝」は五臓のひとつであり、自律神経の調節や血の貯蔵や循環、飲食物の解毒などの役割を担っています。

「風邪」は、「花粉症」の記事でも紹介したように、ウイルスや病原菌、アレルゲンのこと。春は、特に風邪の影響力が増す季節。風邪の影響によって体に毒素が蓄積され、それらを解毒する「肝」に負担がかかります

春は肝の気が高ぶりやすい季節とされていますので、いつも以上に用心しておくことが大切です。

春先は要注意​​!起こりやすい不調とは

「肝」の機能が弱くなることで起こる体の不調には、どのようなものがあるのでしょうか。

身体のだるさ・重さ

春先は、冬に溜め込んだ老廃物の解毒のため、「肝」には大きな負担が。そのため強い倦怠感があり、身体がだるく重くなりがちです。

イライラ・ストレス過敏

「肝」は、ストレスや感情の調整機能も担っています。負担がかかって機能が低下すると、ストレス過敏になったり普段よりもイライラを強く感じます。

不眠

「肝」の機能が低下すると、なかなか眠れない、眠りが浅くて夜中に目が覚めるなどの不調が現れます。また、春は新しい生活や環境の変化により、自律神経が乱れやすい季節。自律神経が乱れ、「気」が滞ることも不眠の原因へと繋がります。

「気」についてはこちらの記事をご覧ください。

頭痛

「肝」には血の循環作用があります。疲労により「血」の循環が悪くなると、頭に老廃物が溜まり、頭痛が生じます。また、花粉症などのアレルギー症状によって「血」の循環が悪くなり、頭痛を引き起こすこともあります。

「血」についてはこちらの記事をご覧ください。

春の不調をケアする方法4選

「肝」の働きと「風邪」が大きく影響する春の不調。ケアする方法を4つご紹介します。どれも手軽に取り組めるものなので、できるものからはじめてみましょう。

春の不調ケア①「肝」を助ける食材を積極的に摂る

東洋医学には「春には苦味を盛れ」ということわざがあり、春に苦味のある食べ物を摂ることが良いとされています。これは、苦味が消化を促進し「肝」の働きを助けるためです。特に、たらの芽やふきのとうなど、春に旬を迎える苦味のある新芽の食材には解毒作用があり、「肝」を力強くサポートします。

また、東洋医学では、「理気・平肝・清熱・補血・補陰」という、健康に関する基本的な概念があります。これらを基に、春の不調を改善するための食材を選んだり、生活習慣を整えたりすることが大切です。

理気(りき) 体のエネルギーである「気」を正常にめぐらせることで、不調をケアする方法。
おすすめの食材 
春菊、紫蘇、キャベツ、柑橘の皮、柚子、ミント、ラベンダー、カモミール、玫瑰花、ウコン

平肝(へいかん) ストレスや不安で弱った「肝」の機能を正常化し、精神を安定させる方法。
おすすめの食材 菊花、決明子、桑の葉、セロリ

清熱(せいねつ) 体の内部に溜まった熱を取り除くことで、発熱や炎症などの熱による不調を改善する方法。
おすすめの食材 大麦、セロリ、きゅうり、ゴーヤ、茄子、アスパラガス、ブロッコリー、金針菜、せり、たらの芽、菜の花、緑茶

補血(ほけつ) 体内で不足した「血」を補充することで、体力を回復させる方法。
おすすめの食材 なつめ、クランベリー、黒豆、松の実、にんじん、ほうれん草、いわし、さんま、あなご、いか、牡蠣、レバー

補陰(ほいん) 「陰」のエネルギーを補うこと。体内の水分や栄養分を保持する役割がある「陰」を補うことで、体の乾燥による不調をケアする。
おすすめの食材 ごま、すっぽん、貝柱、あわび、あさり、鴨肉、豚肉、クコの実、ベリー類、白キクラゲ、百合根

春の不調ケア②定期的にストレスを発散する

ストレスが溜まると、自律神経の調節機能も持つ「肝」の機能が低下します。ストレスを発散させて「肝」にかかる負担を減らすことを心がけましょう。「趣味に没頭する」「友人と話す」「音楽を聞く」「ハーブティーを飲んでリラックスする」など、ストレス発散方法はさまざま。自分に合った方法を見つけて、ストレスを解消しましょう。

春の不調ケア③「肝」を活発にするツボを刺激する

「肝」に対しておすすめのツボをご紹介します。3〜7秒程度を目安に、ゆっくりと気持ちよく感じる強さで押しましょう。

三陰交(さんいんこう)

すねの内側、足首から指4本分上に位置するツボ

太陽穴(たいようけつ)

こめかみの辺りにある、くぼんでいる部分にあるツボ

内関穴(ないかんけつ)

手首の付け根から、指三本分ヒジに向かったところにあるツボ

風府(ふうふ)

うなじにある筋肉の中心、髪の毛の付け根から少し上に位置するくぼみにあるツボ

風池(ふうち)

うなじにある筋肉の外側、髪の毛の付け根あたりにあるツボ

風門(ふうもん)

両方の肩甲骨の間にあるツボ

春の不調ケア④春ブレンドの健康茶を楽しむ

春を快適に過ごすため、「肝」をケアする原材料を含んだお茶を飲むこともおすすめです。ティータイムを設けることで、心身をリラックスさせることもできます。

おすすめブレンド茶 THE SPRING DAY

春を快適で健康的に過ごすための原材料をブレンドした健康茶。桑の葉、玫瑰花、クコの実、菊花、ラベンダーを配合。香りと色が華やぐお茶です。

「THE SPRING DAY」

おすすめブレンド茶 BUTTERFLY

花が咲く季節の過ごしやすさをサポートする原材料をブレンドした健康茶。ごぼう、赤紫蘇、ペパーミント、桑の葉、菊花を配合。独特の爽やかな風味があるお茶です。

BUTTERFLY

おすすめブレンド茶 CATHARSIS

体と気持ちの健康をサポートする原材料をブレンドした健康茶。ジャスミン茶、キンモクセイ、菊花、ペパーミントを配合。香り高く、後味はすっきりとしたお茶です。

「CATHARSIS」

春は新生活スタートの季節。「肝」をケアして心身ともに元気に過ごしましょう!

肝と風邪が原因で、体の不調を感じやすい春。不調を改善して、元気に春を過ごすには、「肝」をケアすることが大切です。

「肝」の働きを助け、春の不調をケアするには
①「肝」を助ける食材を積極的に摂る
②定期的にストレスを発散する
③「肝」を活発にするツボを刺激する
④春ブレンドの健康茶を楽しむ

摂取する食材を選んだり、ストレスを軽減することで「肝」の機能を改善し、春を快適に過ごしましょう。